メンタルの大切なお話
メンタルの大切なお話です
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最近、「すごいリラクゼーション法」と呼ばれているPMR(漸進的筋弛緩法)というものを知って、試してみました。
最初は、筋肉を緊張させてから緩めるだけで、本当に心まで落ち着くのだろうかと半信半疑でした。でも、数日続けてみると、肩の力がふっと抜ける瞬間が増えて、同時に、頭の中のざわざわまで静かになっていくのを感じたんです。
私自身、緊張しやすいタイプで、仕事の締め切りが近づくと、肩や首がこわばって呼吸が浅くなり、夜も眠りにくくなることがよくあります。
そんなとき、PMRを取り入れてみたら、「あ、今わたし、体に力が入っているな」と、まず自分の状態に気づけるようになりました。気づけると、「じゃあ、少し緩めてみよう」と、優しくブレーキをかけられるんですよね。
やり方はとても簡単で、手や肩、顔、足など、体の部位ごとにギュッと力を入れて数秒キープし、そのあとストンと一気に力を抜く、ただそれだけです。
最初は力の入れ具合が難しく感じるかもしれないけれど、無理に強くやる必要はありません。自分が心地よいと感じる強さで、ゆっくり丁寧にやっていくのが、いちばん続けやすいなと思いました。
面白いのは、体を緩める練習をしているはずなのに、心まで緩んでいくところです。私は、PMRを続けるうちに、嫌なことがあっても「今は肩に力が入ってる、まず緩めよう」と思えるようになりました。
感情をどうにかしようと頑張るのではなく、体から心を助ける感じ。それが、とても優しくて、安心できるやり方だと感じています。
寝る前にもPMRは本当におすすめです。布団に入ってから、手を握って、少し力を入れて、ふっと緩める。次に肩をすくめて、やわらかく落とす。
こうしていくと、呼吸が自然と深くなって、知らないうちに眠りに落ちていることが増えました。以前は、寝る前にあれこれ考えてしまって、頭が回り続けていたのに、今は「緩める」ことを合図に、体も心も休むモードに切り替わってくれます。
日中にも、短いPMRを挟むと、心の立て直しがしやすくなります。たとえば、メールの返事やタスクが溜まって気持ちが焦るとき、手だけ、肩だけのPMRをやってみる。
30秒でも1分でも、ほんの少しの緩みが、頭の中の余白を作ってくれる感じがして、次の行動が落ち着いて選べるようになります。
PMRを続けるうえで、完璧さはいりません。私も、忙しい日は忘れてしまうし、うまく集中できないこともあります。それでも、続けられなくても責めない。
思い出したときに、ほんの少しやってみる。それくらいのゆるさが、むしろ生活に馴染んでいくように思います。「やらなきゃ」ではなく、「やると気持ちいいからやる」。
その感覚が、いちばん優しく、いちばん続きます。
PMRの良さは、「緊張」と「弛緩」の差に気づけるようになることです。ずっと緊張していると、それが当たり前になってしまって、自分がこわばっていることに気づけなくなります。
PMRの「ギュッとして、ふっと緩める」を繰り返すことで、今の自分の状態を、体を通して理解できるようになる。これが心の安心につながる、一番大きな変化でした。
また、PMRは「失敗しないセルフケア」だと感じています。うまくできなくても、力を入れて抜くだけなので、必ず何かしらの緩みが得られる。
心のケアは「効果があるのか不安」になりやすいけれど、PMRは「やった分だけ、体は緩む」というシンプルさが、続ける勇気をくれるんです。少しでも緩んだら、それを十分に喜んでいい。小さな変化を認めることが、自己肯定感にもつながりました。
私が好きな使い方は、朝のスタートに短いPMRを入れることです。起きたら窓際で深呼吸して、手と肩だけの簡単PMR。
これだけで、体のスタートボタンがやわらかく押されるような感じがして、慌ただしい朝でも、落ち着いた気持ちで動き始められました。朝に少しだけ緩めておくと、その日一日の心の余裕が増える気がします。
もう一つ、PMRをやっていて気づいた大切なことがあります。それは、「自分のために優しくする練習」になるということ。
焦りやイライラが募っているとき、つい自分を責めたり、頑張らせたりしがちです。でも、PMRは「いったん止まって、体をいたわる」時間をくれます。
自分への優しさを、行動で示す。そこから、心は少しずつ安心を取り戻していくのだと思います。
もし今、心がざわついていたり、眠りが浅いなと感じていたり、肩の重さが取れないと悩んでいたら、PMRを試してみてください。難しいルールはありません。呼吸を整えて、力を入れて、抜く。やっている間は、上手にやろうとしなくて大丈夫です。自分が心地よい、と感じられる範囲で、優しく続けるだけで十分です。
そして、効果は人それぞれのタイミングで現れます。すぐに実感できる人もいるし、何日か続けてから「あ、楽かも」と気づく人もいます。どちらでも良いし、どちらも正解です。
大切なのは、「自分の体に耳を傾ける時間」を持つこと。PMRは、その時間を、手軽に、安心して、作るためのやさしい道具です。
私は、PMRを始めてから、少しずつ「自分を助ける」感覚を取り戻しています。
しんどいときでも、「手だけでもやってみよう」「肩だけでも緩めよう」と、優しい選択を積み重ねられるようになりました。小さな積み重ねが、自分を守ってくれる。そう思えるようになっただけで、毎日が少し生きやすくなりました。
PMRは、誰にでもできる、思っているより「すごい」リラクゼーション法です。派手な変化はなくても、確かな安心をくれる。
心が疲れたとき、ほんの少し立ち止まって、体に意識を向ける。その時間が、あなたの心にも、静かな余白と、やわらかな回復を運んでくれます。参照ページ:筋弛緩法PMRがなぜ心のリラックスにも良いのか
よかったら、今日の終わりに、手をそっと握って、ゆっくり緩めてみてください。
それだけでも、きっと、明日の自分が少し楽になります。